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長谷川幸洋氏を招き講演会・・・日本会議熊本

2018年11月6日(火)

 日本会議熊本(多久善郎理事長)は10月20日に熊本市中央区の熊本テルサで元東京新聞記者でジャーナリストの長谷川幸洋氏を招き、秋季時局講演会を開いた。会場には木原稔衆院議員や自民党県連憲法改正推進本部長の小杉直県議ら県議、地方議員など約300人が参加した。
 冒頭、国家斉唱をしたあと、多久理事長が「今年は日本会議熊本が結成され20年を迎える。様々な活動に取り組んできたが、とりわけ憲法改正については力を入れてきた。憲法シンポジウムや勉強会を開催し、改正への働きかけを強く推進してきた。来年の参院選までに国会で発議していただき、国民投票を経て憲法改正を実現したい。皆さまのお力添えをお願いしたい」とあいさつ。
 来賓あいさつに立った木原衆院議員が「国会に憲法調査会ができて18年。国民投票法ができたくらいで18年間なにも実績が出ていない」と述べ「調査会はすべての会派が所属し全会一致でなければ進まないという原則で、何も話が進まない」と語った。
 「憲法審査会や党内の憲法改正推進本部にもそれなりの人材を配置した体制になり、これから進んでいくと思う。国会対策副委員長として発議に向けて野党との交渉を進めていく。必ず発議をするという覚悟を持って臨時国会に臨みたい。国民投票の際は協力をお願いしたい」と訴えた。
 次に登壇した小杉県議は「国会発議後は国民投票なので、国民の理解を深めていただかないと改正は実現できない」と述べ、「今の憲法はGHQの押し付け憲法で自主憲法を制定することが重要なこと」と持論を展開。「県議として憲法改正実現に向けて努力していきたい」と語った。

 長谷川氏が「今、日本は何をすべきか!〜激動の国際情勢の中、憲法改正を考える〜」のテーマで講演。
 「終始一貫安倍晋三総理を支持している」と切り出し、自民党総裁選挙について「安倍氏と石破茂氏の違いは憲法」と述べ、それぞれの主張を比較しながら「石破氏の憲法9条2項を削除し国防軍を明記することは正論だが、できるのかが問題。安倍総理が掲げる自衛隊明記のほうが現実味がある」と評価。「改正は一回だけとは限らないし、今後も何回もすればいい。しかし最初の失敗は許されない。国民投票で失敗したら、安倍政権はおしまい。まずは一回目を必ず成功させなければならない」と持論を展開。参院の改憲勢力の現状について「参院は3分の2はギリギリの状態。2人反対すれば発議すらできなくなる。非常に厳しい状況だ」と説明。NHKの憲法に関する世論調査に触れ「賛成が反対を上まわっているが、賛成、反対どちらでもないが46%」と示した上で「ほとんどの方が反対か棄権するのではないかと見ている。反対する理由はよく分からないから、このままでいいという理由。まだ理解が得られていない情勢なので盛り上げていかないといけない」と語った。(政治経済部・宮崎泰樹) 

講演する長谷川氏
約300人が集まった講演会
あいさつする多久理事長
あいさつする木原衆院議員
あいさつする小杉県議