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北口氏への責任追及決議が可決・・・熊本市議会

2018年9月7日(金)

 熊本市議会が9月3日開会し、議員の兼業禁止規定に触れる疑いがあるとして一時失職し、その後、県の裁決で復職した北口和皇市議への社会的、道義的責任を追及する決議が全会一致で可決された。決議は各会派13議員の連名によるもので、3度にわたる辞職勧告や28件の不当要求などに対する責任を追及する姿勢を表明した。
 決議の提案理由を読み上げるため登壇した議会運営委員会の原口亮志委員長は「裁決見直しを求める申し入れに誠実な対応がされたとは言えない」と知事を批判した上で「3回にわたる本市議会の全会一致の議員辞職勧告は、決して軽んじられるものではない」と北口氏への責任追及を続けることを強調し「全議員が職責の重さを認識し、市政の信頼回復に全力を傾注していく」と締めくくった。
 約5カ月ぶりに市議会に姿を現した北口氏は決議についてはコメントせず「私の主張を認めていただき、本当にありがたい。応援していただいた市民の皆様方に、感謝している」と復職の思いを語った。
 その後、議長室を訪れた北口氏は、朽木信哉議長から、復職が決定した後に、議会事務局と連絡が取れなかったことについて厳重注意を受けた。次に市長室を訪れ、自身が代表を務めていた熊本市漁協に対し市が支出した業務委託料などの一部約122万円の返還を市から求められている件について文書を市長宛てに提出。議会事務局と連絡が取れなかったことについて「農作業中に蜂の大群に追われ、携帯電話を水たまりに落とした」などと釈明。次期市議選の出馬については明言しなかった。
 また朽木議長は、「復職後、連絡を試みたが通じなかった。誠実さに欠けるし議員としての職責を果たしていない」と述べ、北口氏に直接厳重注意をしたことを明かした。(政治経済部・熊谷朋之、宮崎泰樹)

取材に応じる北口氏