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移動店舗車「ハモニカー」の運用を開始〜肥後銀行

2017年10月16日(月)

  肥後銀行(甲斐隆博頭取)は10月16日、九州地区の金融機関では初の導入となる移動店舗車「ハモニカー」の運用開始式を熊本市中央区練兵町の本店前で開いた。
 式には、小野泰輔副知事、大西一史熊本市長、守田憲史宇城市長や関係者、同行行員が出席。甲斐頭取は、「人口減少、少子高齢化に対応した地域貢献策、熊本地震を受けたBCP(事業継続計画)体制の強化で移動店舗車2台を導入しました。1台は熊本市や益城町など県内13カ所の仮設団地を巡回、もう1台は宇城市と当行で結んでいる地方創生に関する連携協定に基づき、不知火町から三角町にかけて定期的に巡回します」と挨拶した。
  同行では、ATMと窓口機能を備えた動く営業店「ハモニカー」を活用して、同行店舗の少ない地域やイベント会場など様々な場所で金融サービスを提供。災害発生時にはATMによる現金の供給や金融窓口機能の提供のほか、搭載する発電機を使った電源の供給、デジタルサイネージ(車外ディスプレイ)による情報提供など、被災地支援の緊急対策車両として活用する。車名は「Harmony」(調和)と「Car」(車)を組み合わせた造語。車両は、健診車などの製作を手掛ける地場特装車メーカーの潟Cズミ車体製作所(菊池郡大津町、國武幸弘社長)で5トントラックを改造し2台を製作した。燃料には使用済み食用油などを再生したバイオディーゼルを使用している。(香月)

運用開始のセレモニー後、同行本店を出発する「ハモニカー」を見送る関係者
「ハモニカーで地方創生、地域の発展に貢献したい」と挨拶する甲斐隆博頭取
「移動店舗車は車体から燃料まで熊本産。県内を走り回り地域の人たちに元気を与えることを期待します」と挨拶する小野泰輔副知事
大西一史熊本市長は「行政サービスも(移動店舗車と)コラボして提供できるのではないかと感心を持っている」と話した
守田憲史宇城市長は、「三角町は10年で2割人口が減った。人口減少地域の住民が不便にならない施策が求められる。金融の出張サービスは願ったりかなったりです」と挨拶した
テープにはさみを入れ「ハモニカー」の運用開始を祝う関係者
車椅子や自動昇降リフトのほかAED(自動体外式除細動器)も装備している
「ハモニカー」車内で機能を説明する行員。ATMと窓口機能を備えた動く営業店舗として様々な場所で金融サービスを提供する