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高校教師が最新ICT施工の現場を体験…熊本県建設業協会

2017年8月30日(水)

 (一社)熊本県建設業協会(橋口光徳会長)は8月24日、高等学校教員との現場見学会を開き、福岡県嘉麻市のコマツIoTセンタで情報化施工「i-Construction(アイ・コンストラクション)」について学んだ。
アイ・コンストラクションとは、国土交通省が現場の生産性を向上し、建設業の魅力向上を図るために2015年から提唱・推進している施工システムで、測量、立体図面作成、施工、検査に至る行程において3次元データおよびICT建機を活用するというもの。
 同協会では従来からの人手不足に加え、震災復興で人材不足が叫ばれる中、様々な取り組みを行っており、この一環として、工業高校などと連携して地域ぐるみで担い手確保・育成の取り組みを推進するために高校教師との現場見学会を毎年開いている。今回はアイ・コンストラクションの施工現場を再現している同施設を訪問し、将来の担い手が活用することになる最新技術を指導する立場である教師に体験してもらい、理解してもらおうと初めて開催したもの。当日は工業高校の教員など約40人が参加した。
 同センタはアイ・コンストラクションに準拠して、ドローンを使った3次元測量や3次元設計データ作成、ICT建機による施工、3次元出来形管理などの施工管理、3次元データの納品までの一連の流れを見学・体験することができる施設。参加者は概要などの説明を受けた後、実際に施工のデモンストレーションを見学し、その後、ICT建機の試乗体験を行った。ICT建機は3次元設計データと連動してGPS等の位置情報を利用して、設計面を越えると自動停止して彫り過ぎを防ぐなど、経験の浅いオペレータでも正確な施工ができるといい、参加者は最先端の技術の一端に触れ、感嘆の声を上げていた。(宮ア)

ICT建機を使った施工のデモンストレーション
アイ・コンストラクションの概要や一連の流れなどを説明
体験試乗では最新のICT建機を操作
当日参加者の多くが体験試乗した