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熊本工業高校の女子生徒と懇談会…くまもと建麗会

2017年8月2日(水)

 熊本県建設産業団体連合会(橋口光徳会長)の会員企業に所属する女性の交流会「くまもと建麗会」(会員約50人、森山澄江会長)は8月1日、県立熊本工業高等学校の熊工会館で同校女子生徒との懇談会を開いた。
 県内高校生の地域建設産業への入職促進に取り組んでおり、高校教員との意見交換で出た要望を基に、実際に建設産業で働く女性を通して業界への理解を深めることを目的に初めて企画したもの。当日は建築科・インテリア科・土木科の1・2年生24人が参加した。冒頭、森山澄江会長が「今日は将来私たちの仲間になるかもしれない皆さんと意見交換の場を持てることを楽しみにしてきました。私たちと話をすることで目標をより身近に感じ、将来の目標が鮮明になることで勉強が少しでも楽しくなればと思います。今後、女性が増えるに従って作業環境がどんどん改善していくと期待している。現在では50人を超える会員がおり、私達が心強い仲間を増やし、横の連携を強めていくことで、皆さんのような方々が安心してこの産業に入ってくることができるお手伝いをできれば嬉しいと思いながら日々活動しています。限られた時間の中ですが、皆さんの疑問を一つでも解決し、将来の進路を定めるヒントをつかんでもらえれば幸いです」とあいさつ。
 次に熊本県土木部監理課から、主な産業の女性従業者の割合で建設業が県内で約18%と他産業に比べて低いことや新規高卒者の県外就職率が全国5位と高い水準である現状を説明。続いて、建麗会の会員2人がそれぞれ建設産業に入職したきっかけや、現在の仕事内容、やりがいなどについて講話し、「進む道に不安があるかもしれないが建設業は男女に関わらず活躍できる職場。魅力ややりがいについて正しく知ってほしい」と呼びかけた。
 続いて、3つのグループに分かれて行った懇談では、女子生徒から寄せられた質問に会員が答える形で交流した。女子生徒からの「同期の場合、男女で給料の差がありますか」「車の免許はオートマ限定でも大丈夫ですか」などの問いに対して、会員が「基本給では差はないが、夜間の作業などを男性が行うことが多ければ手当で差がつくことはある」「所属する会社の保有車両にもよるが、トラックなどを運転するならオートマ限定は解除しておいた方がいい」など率直に答え、時には笑い声が起こるなど和やかに交流した。
最後に女子生徒の代表が「今まで大まかな事しかわからなかったが、色々な事を質問でき、沢山のことを知ることができたのでこれからしっかり進路を考えたいと思います」とお礼の言葉を述べた。
 同会の今後の活動としては、秋にボランティア活動として公園のトイレ清掃を計画している。(宮ア)

建築科・インテリア科・土木科1・2年生の女子生徒24人が参加
「今日は疑問を一つでも二つでも解決してほしい」とあいさつする森山澄江くまもと建麗会会長
「建設産業で活躍する女性の話が聞けるのは大変ありがたい」と話す井上龍一熊本工業高校校長
「設計の仕事では女性ならではの視点を活かすよう心掛けている」と話す岩永組の小平さん
「人が好きなので建設業はたくさんの人と会える最高の職場」と話す守平建設の守田さん
会員が疑問点などについて質問に答えながら和やかに交流した